皿ヶ峰は“花の山”として県内外で知られ,最近では中国地方や関西方面からも山野草を求めて訪れる人がいます。春の妖精とも呼ばれるスプリング・エフェメラルが咲き始める春先,すぐに芽吹きと新緑を迎え春の花が咲き誇り,やがて夏の花に移っていきます。晩夏になると秋の花が咲き始め,そしていつの間にか紅葉の時期となり,やがて「色のある世界」は終わります。代わって,モノトーンの世界が始まります。条件が揃うと霧氷が見られ,白銀の世界のスノーハイキングも楽しめます。それが皿ヶ峰の魅力です。
写真集 No.18 -霧中の森,山野草散策-

皿ヶ峰-霧中の山野草散策-

  • カメラ:デジタル一眼レフカメラ NIKON D300
  • レンズ:SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
  • レンズ:AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8 G ED

◎撮影メモ:2010年4月21日撮影   ◎撮影地:皿ヶ峰

芽吹きと春の山野草の季節をむかえた皿ヶ峰,竜神平までは濃い霧に覆われていました。竜神平まで登ると急に明るくなり春の眩しい陽射しが出迎えてくれました。その後,森の雫の小風景や萌黄の始まり,そして何よりも主役の山野草がその愛らしい姿を見せてくれました。1週間前には咲いていなかった花も数種旬を迎えていました。

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