石鎚山…梅雨の晴れ間に 2005年6月19日

2週間ぶりの石鎚山行だ。今月の10日に伊予富士に登った際に下りで古傷の両膝を少し傷めてしまった。そのためにどこへも行かずに大人しくしていた。

教育実習のために帰省している長男が実習も無事終え,大学に戻る前にもう一度石鎚に登りたいと言うので,私のリハビリも兼ねて土小屋から登ることにした。今回は家内も同行する。家内は今年初めての石鎚だ。

※ルートの詳細は「5月26日」の山行レポートをご覧下さい。

(1)登山口

今回は瓶ヶ森林道は使わずに,寺川からよさこい峠に上がり土小屋に行った。昨年の災害の爪痕があちこちに残っていた。

午前9時,出発。

長男が背負っているリュックは小学1年生のときから使っている。その中に今日はちょっとした楽しみが入っている。頂上にてご披露の予定。

  

(2)新緑から深緑へと

お気に入りのブナ林。ほとんど定点観測場所と化している。

深緑へと季節は移りて…。

 

(3)第1ペンチ

約30分ほどで着く。写真もほとんど撮っていないのに,なぜ30分もかかったのか分からない。黙々と歩けば20分のコースだ。

土小屋コースのよいところは,ここまでがほとんど平坦な行程なので適当に身体が温まり,無理なくこれからの上りをむかえられることだ。

 

(4)第2ベンチ

午前9時40分。

家内はせっかく温まった身体が冷えるので休憩を望まない。長男は体力に余裕があるので休憩を必要としない。

なのに,なぜ休憩中?(^_^;)

 

(5)第3ベンチ

いわゆる「東稜への基部」だ。

午前10時。途中撮るものがほとんどないので快調なペースだ。

休憩しないで素通り。

 

(6)第4ベンチ

前回(5月26日),撮り忘れたベンチだ。

午前10時17分。

休憩しないで素通り。そういえば,過去,ここで休憩したのはザックが20kgを超えるようなときだけだったような気がする。

 

(7)二の鎖元の分岐

順番的には第5ベンチだ。この右手前に鳥居がある。

午前10時30分。

 

(8)三の鎖小屋

ミツバツツジがちょうど満開だ。

午前10時50分。

 

(9)弥山北壁直下

毎年のようにここでこの花たちを写す。

私はここで5分ほど撮影。家内と長男は先に頂上に向かう。

 

(10)弥山頂上

午前11時。

先行の二人は頂上小屋でジュースを飲んでいた。

小屋番さんと挨拶がてら花の情報交換をする。前回から気になっている葉があるのだ。

 

(11)スイカ

長男のリュックに入っていたのはスイカ1玉。前の日から冷やしていたスイカを保冷バッグにいれた状態でリュックで担ぎ上げたのだ。

ファミリー登山では過去数回スイカを担ぎ上げたが,今回初めて長男が担いだ。成長の証だ。(^^)

自分で担ぎ上げたスイカはさぞや美味かったことだろう。

 

(12)コーヒータイム

食後のあとは例によってコーヒータイムだ。

3人以上だと,ドリッパーが2つないとうまく入らない。1つで1度に3人分入れると,やたら時間がかかり,酸味だけが強調され美味しく入らない。

 

(13)愛用のコーヒーカップ

 

(14)二の森方面

二の森が見えたのはほんの短い時間。せっかく見えたので,手前にナナカマドを配して写してみた。

 

(15)天狗岳

 

(16)弥山頂上

2週間前の日曜日の人出とは比べものにならないほど登山者は少なかった。そういえば成就も6月には入ると登山者が激減するそうだ。

下山開始。

午後12時20分。

 

(17)ナナカマド

山頂小屋左横のナナカマドはまだ蕾だ。

昨年は紅葉の時期にはすでに葉は吹き飛ばされてなくなってしまっていたが,今年は見事な紅葉を見せてくれよ。

 

(18)ミヤマダイコンソウ

下山時の方が光がよく回っていたので再撮影。

※補足
本種を含めて3種は,いやでも登山者の目に触れるところに咲くので場所を隠すこともできないし,普通に考えれば盗掘の心配もないところであるので,掲載しました。

 

 

(19)ユキワリソウ

 

(20)イワカガミ

この3点は,この大きさで撮影するには望遠系のレンズが必要です。

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