『石鎚山…成就社コース』山行レポート 2007年7月26日 No.1/3

―梅雨明けて,久方振りの我が石鎚山―

 

尾瀬遠征の後,天気が悪かったり体調を崩したりして山に行く機会がなかなか無く悶々としていました。そこに遅い梅雨宣言。眩しいような青空が広がり「梅雨が明けたぞ!」と呼んでいるようでした。定休日の木曜日は梅雨明け直後ということもあり当然のように晴れの予報です。アクエリアスと麦茶をたっぷり持って石鎚山に出かけることにしました。

今回は成就社コースから登ります。1年に少なくとも1回はこちらのコースから登ることにしています。今日でノルマを果たせます。(^^)

山岳風景写真に明け暮れていた頃はアルプス縦走に備えて脚と心肺機能を鍛えるために楽な土小屋コースは敬遠して,20kg前後の荷物を背負って好んでこの成就社コースを歩いたものです。しかし,今では土小屋コースばかりです。ずいぶん軟弱になりました。

成就社コースを避けるにはもう1つ理由があります。それは駐車料金500円とロープウェイの往復料金1900円です。2人で1回の山行で4300円かかることになります。土小屋コースだとこのお金が浮きます。遠征先だと躊躇しませんが,何回も通う山だと馬鹿にならない金額です。

また,土小屋コースだと帰りに瓶ヶ森に立ち寄るという楽しみもあります。石鎚から下りてきて瓶ヶ森林道を移動中に雲海が広がるなどということもあります。そういう時は瓶ヶ森に直行です。

さて,久しぶりの山行,しかも成就社コース。それに加えてこの猛暑。大丈夫でしょうか?

心配なので荷物を軽くしました。機材はデジカメだけにしレンズもズームレンズとマクロレンズのみにし三脚は置いていくことにしました。しかし,一番重たい“自重”だけはどうやっても軽くなりません…。(^^ゞ


(1)ロープウェイ乗り場

夏場は始発時間は8時ですが,季節や曜日により変動しますから,利用する際は確かめて下さい。

本サイトのリンク集「石鎚山関連」に石鎚ロープウェイの情報があります。

  

クリックして拡大(2)観光・登山案内

画像をクリックすると大きな画像で見ることができます。

 

 

(3)ゴンドラ

客は私たち夫婦と北九州から来られてご夫婦。そして,前社ヶ森の休憩小屋のおばさんの計5人でした。

 

 

(4)ゴンドラ

途中で下りのゴンドラとすれ違います。

7〜8分の空中散歩です。

 

(5)頂上駅の上の広場

ロープウェイを下りて20分足らずで成就社に着くはずです。

 

(6)成就社

数件の旅館があります。右奥に鳥居が見えますが,その向こうに成就社という神社があります。

そう,石鎚山は霊峰,日本七霊山の1つなのです。

 

(7)成就社

初めての人はここでお参りをするのもよいかも知れません。

ここまででひと汗かきますから,小休止して水分を補給しておきましょう。

 

(8)登山口の山門(神門)

午前8時35分,出発。

さあ,登るぞ,いえいえ,ここからはしばらく下りです。標高にして100mほどだと思いますが,下らなければなりません。

この下りが帰りには上りとなり登山者を苦しめます。

 

(9)いきなりの下り

これが山門を抜けて最初に見える風景です。

距離にして1kmほど緩やかに下ります。

 

(10)鳥居

成就社から600m地点に鳥居があります。樹間から石鎚が見えます。

頂上までお参りに行けない人がここでお参りをします。そういう神聖な場所です。

 

(11)最低鞍部付近

やっと下りるだけ下りました。後は…。(^^ゞ

 

(12)緩やかなアップ

 

 

(13)成就社から1.1km地点

最低鞍部からしばらくは緩やかに「アップ&レベル」を繰り返します。ダウンはありません。

 

(14)ツルアリドオシ

花図鑑」をご参照下さい。

 

(15)本格的な登りが始まる地点

ここで休憩しておくのもよいかも知れません。心臓破りの急登が待っています。

 

(16)ヤマアジサイ

 

(17)木の階段

成就社から1.6km地点です。

 

 

(18)木の階段が続きます

数年前にこの辺りの登山道を整備した際に休憩場所を設けてくれました。高齢の信者さんたちはよくここで休憩されています。

 

(19)休憩ポイント

右置くから登ってきて左奥に進んでいくのですが,風の通り道となっており急登に疲れた人は無理をしないでここで休憩しましょう。

ここを広場と呼ぶ人もいますが,私は「大曲り」と呼んでいます。

 

(20)どこまで続く木の階段

太腿を鍛えるには絶好の場所です。


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