『皿ヶ嶺』山行レポート 2009年4月19日 No.1/2
 

15日の皿ヶ峰散策が予想外に濃霧の中となってしまったので思うような写真も撮れず,何よりも白猪の滝の様子もまだ春になってから見ていないのも気になり,再び皿ヶ峰にやってきました。

今日こそは青空の下で散策を楽しみ写真を撮れるだろうと期待しながらICで高速を下り,皿ヶ峰の駐車場に着いたのは8時半過ぎでした。途中の水元にはすでに何台もの車があり,さすが日曜日だと納得するも風穴はほとんど車はありません。

 

(1)駐車場

雲一つない青空です。この青さが気持ちよいです。


(2)風穴

誰もいません。静かなものです。


(3)芽吹き

ハシリドコロの若葉が眩しいですが,さらにここかしこの樹木が芽吹いてきています。

一番好きな萌黄の季節を迎えようとしています。


(4)スミレ

タチツボスミレの仲間だと思うのですが,詳しいことは分かりません。

スミレの同定は苦手です。というか,諦めています。(^^ゞ


(5)ヤマエンゴサク

色はジロボウエンゴサクのように見えますが,花の直下にある小さな葉がその証拠です。この葉を“苞”と言います。(是を読まれた人は,「ホー」と言って感心して下さいね)


(6)シロバナネコノメ

朝日に輝いて綺麗でした。


(7)芽吹き

1週間ごとに様子がかなり変わるはずです。


(8)芽吹き

目に眩しいですね,若葉は。


(9)芽吹きの始まり

分かりにくいでしょうが,高い木の枝先ではもう芽吹きが始まっています。


(10)クロモジ

高級和菓子に黒革が付いたままの爪楊枝が添えられていることがありますが,それはこのクロモジです。


(11)休憩ベンチ

竜神平への分岐を通り過ぎてしばらく歩くとこの休憩ベンチがあります。

大抵こちらを周遊して竜神平に行きますが,今日は特に目的があります。それはシハイスミレです。しかし,旬は過ぎてしまったのでしょうか,綺麗な個体がありませんでした。


(12)分岐

小さな標識ですが,右に折れると竜神平です。


(13)竜神平

見事なまでの“青”です。一片の曇りもなく私の心のようです。(^.^)


(14)竜神平

いつもこの樹の傍らにある丸太のテーブルで休憩にします。

いつものようにコーヒーを沸かしてパンを食べます。今日もあんパンです。

休憩が終わると頂上には行かずに下山するのがいつものパターンです。メタボを燃焼させるには頂上まで行った方が良いのですが,頂上の風景には魅力を感じないので行こうという気になりません。


(15)分岐

 


(16)シハイスミレ

登るときに見つけていたシハイスミレを写します。背景が良くないので本当は尾根筋の道で写したいのですが…。


(17)シロバナネコノメ

再びこの花を写しますが,なかなか思うようには撮れませんでした。

コントラストが強すぎのも原因でしょう。何しろ花が白いですから露出を調整しないと花弁がとんでしまいます。


(18)サイゴクサバノオ

ご存じない人のために説明しますと,花の大きさは開いていなければ米粒ほどです。

したがっって,花に興味ない人は気付かずに通り過ぎます。


(19)エイザンスミレ

落ち葉が多いので背景の色がよろしくありません。記録として撮っておきます。

コンパクトデジカメで---ノーファインダーというよりも---ノーモニターで撮りました。

こういう時は可動式のモニターが欲しくなります。


気になる花の写真を撮りながら風穴の駐車場まで下りてきました。この後は予定通り“白猪の滝”に向かいます。今日はどちらかというと白猪の滝の方が主目的なのです。萌黄と皿ヶ峰よりも早く咲く山野草たちに会うのを楽しみに来ました。

そうそう滝を逆光で写すのも大きな目的です。15日は濃霧でそれを諦めたのでした。


(20)白猪の滝

萌黄には遅すぎました。白猪の滝の萌黄から新緑への変化を毎年のように見ているのですが,今年は萌黄を逃してしまいました。


 

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