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◎2010年9月更新

 
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デジタル一眼レフカメラ…Pentax機材

デジタル一眼レフデビューはペンタックス

デジタル一眼レフは,ペンタックスの一眼レフカメラ【PENTAX *istD】を身内より貰い受けたのをきっかけに使い始めましたが,あくまでも“試験的”使用でした。

【PENTAX *istD】のスペックでは満足できずに,【PENTAX K10D】が発売されるとすぐに購入し2008年4月まではペンタックスを使い続けました。

デジタル一眼レフカメラのユーザーとなってからの約3年半の間,ペンタックスを使いながら将来のデジタル写真の可能性を探ってきました。

そして,将来的には自分自身も中判以外はデジタルが主になるであろうと判断し,2008年に本格的に機材を構築するためにメーカーの選定に入りました。

ペンタックスを使い続けるか,あるいは他のメーカーに移行するか,メーカーの動向を見ながら考えに考えて最終的に『ニコン』に決めました。

これを書いている2010年9月現在もニコンユーザーです。

したがって,ここに記載の機材は今は主要なカメラではなく,実際,機材の多くを処分致しました。

自分が使ってきた機材の記録として下記の情報を残しておきます。

PENTAX デジタル一眼レフカメラ

■カメラ:PENTAX K10D(2007年2月2日購入 5月下旬交換)

本機を入手したことで,デジタルカメラの撮影方法や利用方法が変わりました。それほど魅力のあるカメラです。やっとデジタルで本格的な絵作りができるようになったと感じることができました。

ただ,視野率や剛性感,AFの性能などにかなり不満を抱いたのも事実です。さらに,CCDに付着するゴミ問題を解決するゴミ除去機能が付いているのにも関わらず,あまり効果が実感できなかったことも不満でした。

■カメラ:PENTAX *istD

本当はオリンパスのE-1購入を目論んでいましたが,2004年末に岳父より本機を無料で譲り受けたので有り難く使っています。手が小さい私にも扱いやすい大きさと重量,そしてピントの山がつかみ易いファインダーが気に入っていました。

モードダイヤルにロック機能がついていないために,撮影中にいつの間にか動くことがあるので注意が必要でした。

ペンタックス用レンズ

■レンズ(1):SMC PENTAX DFA MACRO 50mm F2.8

デジタル専用設計です。銀塩35mm判カメラ換算で約75mm相当の中望遠マクロレンズに相当し,等倍までの撮影が可能です。ボケを利用した撮影にも被写界深度の深い撮影にも,「手持ち」で対応できるので重宝しています。

絞り開放および開放付近のボケも含めてボケ味は良好です。(もっとも,この20年くらいのマクロレンズでボケがきれいではないのを捜すほうが難しいでしょうが)

残念ながら,少し絞った時に現れる点光源のボケの形状はよろしくありません。

同定のための資料として撮影する場合は絞り込みますが,それ以外の場合は条件が許す限り開放(付近)で撮りました。

■レンズ(2):TAMRON SP AF90mm F2.8 Di MACRO

銀塩時代の名レンズがデジタル専用設計で登場しました。銀塩時代からぜひ使ってみたいと思っていたレンズでした。等倍までの撮影が可能で,PENTAX istDで使用すると銀塩35mm判カメラ換算で約135mm相当の中望遠マクロレンズに相当します。

背景を大きくぼかしたいときや撮影距離を取りたいとき,あるいは近づけないときに積極的に利用しています。当然のことながらボケ味は良好です。光線にもよるでしょうが期待通り柔らかい描写をします。上記の50mmマクロと比較すると,同じ等倍撮影でも被写体までの撮影距離にかなりゆとりがあるので,撮影姿勢を楽に取れる場合が多そうです。中間絞りでの点光源のボケが極めて良好なのは9枚絞り羽根の恩恵でしょう。

使用した第1印象は「軽い!」でした。信じられないくらい軽いです。レンズが軽いと手振れを起こしやすいという意見もありますが,少なくとも小さくて軽いデジタル一眼との相性はとても良いと思います。地面に這いつくばるような姿勢で撮ることも多い山野草の撮影では,重量負荷を指先だけで受けることもあるので「軽いのも悪くはない」と私は考えます。

2010年9月現在においても“オススメ”のレンズです。

■レンズ(3):SMC PENTAX DA ZOOM16-45 F4 ED AL

山行レポート用の写真や山岳風景を写すのに使いました。純正の同クラスの銀塩用ズームよりもボケ味は比較にならないほど良好です。デジタル専用設計の恩恵でしょう。本当は銀塩で21mm~28mmクラスに相当する単焦点広角マクロレンズが欲しいところです。

特筆すべきは,条件によれば逆光に極めて強い点です。時には,簡単にゴースト・フレアが発生することもあるにはあるのですが,銀塩の単焦点レンズでもゴーストが出るような条件であっても,このズームレンズではまったく出ないことが何度もありました。

■レンズ(4):SMC PENTAX DA 14mmF2.8 ED(IF)

上の【ZOOM16-45 F4 ED AL】をしばらく使った結果,広角側が物足りないのと,開放時のボケ具合が我慢できなくて購入を決意したのがこのレンズです。デジタル専用設計です。

広角になればなるほど,数ミリの焦点距離の違いが大きな違いを生みだしますが,35mm判換算で約24mmと約21mmとでは全く異なった世界を創り出します。山野草の撮影で,生育環境を写しこめる利点は特筆すべきであり,望遠系のマクロレンズとは違い,風景の中の花を写すことができます。

超広角レンズということを考慮すれば,開放時のボケ味も許容範囲内と言いたいところですが,二線ボケになり条件によっては作品にはなり得ないような絵が出てきました。

■レンズ(5):SMC PENTAX DA 50mm~200mmF5.6ED

山野草の撮影は「登山道から写せる花」を原則にして写しています。しかし,登山道から離れたところに咲いている花を近づいて写したい場合もあります。そのような時に,登山道から離れることで,生育環境を傷めてまで撮影することには後ろめたいものを感じます。

そこで,この精神衛生上のストレスを解消するために購入したのがこの望遠ズームです。デジタル専用設計で,35ミリ判換算約75~300mmをカバーする4倍ズームでした。このレンズのおかげで余計な踏み跡を残すことは皆無となりました。

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