目 次

ボケについて(1)

ボケについて(2)

ボケについて(3)

露出

日の丸構図

黄金分割

写真は「引き算」

フォーマット

魔の15分の1秒

被写界深度

回折現象

◎2010年9月更新

 
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構図の基本…『黄金分割』とは?

『黄金分割』を知ろう

 

黄金分割のイラスト


「日の丸」構図を避けるためにも構図の基本「黄金分割」を知ろう,というのがテーマです。

写る範囲内の上下・左右ともに3分割して,それぞれの方向から概ねその3分の2のところにある4箇所のポイントが収まりのよい場所です。より正確に言うと,そのポイントから中心に向かって少し内側がまさにそのポイントです。言葉では分かりにくいと思い上の画像を用意しました。参考にして下さい。

ちなみに,これを『黄金分割』と呼びますが,ここではその詳細には触れません。興味のある人はネットで検索してみて下さい。学生時代に戻ったような気分が味わえるかも知れませんよ。(^.^)

上記4つのポイント付近の1つに被写体の一番重要な部分—例えば,朝景・夕景なら太陽,人物なら顔や目,花なら花心—を置きます。それが一番空間バランスが美しく安定すると言われています。

要は,ど真ん中を避けて,対角線に沿って斜め左上・右上・左下・右下方向にずらしたところに置いてみよう,ということです。

どの方向にずらすかは,もちろん他の要素を考慮して決めなければなりません。

ついでながら,山岳写真界の巨匠,白旗史朗氏が言う「いの字」の構図も,その基本は黄金分割にあります。

これが構図の基本的な理論です。

理論をマスターしたら,これから先は“センス”の問題になってきます。

参考になったでしょうか。

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